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本来の予定日、そして誕生から7日。



おととい退院。
退院直前には私の血圧が高い、ということがひっかかり予定より時間がおした。
(血圧は出産後に一時的に上がることはあるらしい。退院後一週間ほどたっても、上が140をコンスタントに出すようなら連絡するよう言われた。
あと、この時期に血圧高いと更年期に高血圧になることもあったりするらしい。)
血圧測定時は、お義母さんにだっこしてもらって事なきをえた。
お義母さんに付き添ってもらって自宅へ。
帰宅後、管理人さんへ挨拶し、お義母さんと昼食。子はベッドの上。


入れ替わるように私の両親が来訪。
父は数日滞在して実家へ戻り、母に一ヶ月ほど滞在してもらう。
家の中のこと、家電の使い方などを共有。
それ以外にも病院から持ち帰った荷物を片付けたりする。
子はベッドの上。


食事はベッドと別室のリビングで。子の様子は泣き声で判断。


子も新たな環境に慣れている途中か、もともとの食欲か授乳してもしてもまた足りなくなる。
手元に揃った哺乳瓶は吸い口の穴の開き具合が合わず、ミルクを意図した形で飲ませられない。
あわててAmazonで病院と同じものを頼む。


昨日。
退院から体を休める、という感じがなく過ぎ、
沐浴はしたが自分の風呂が入院中のラストの夜以降入れていないことに汗臭さも含めて急に悲しくなり、嗚咽しながら授乳の合間でシャワーを浴びる。
その後、両親と昼食中にパン食べながら泣きつつ「疲れた」とこぼす。


トイレで水を流すと便器に続く給水管から水が滴ることが判明。
大惨事回避のため、管理会社へ連絡するタスクが増える。


今日。
母との家事連携は随時続き、子が寝てる間はできることは自分でもしつつ過ごす。
横にならなきゃとは思いつつ、自宅だからこそあれもしたいこれもしなきゃといろんなことが浮かぶ。


トイレの配管に関する業者の来訪時間に合わせて授乳したり、あやしたりするが寝ない、暴れる。
業者が来てから母にお願いして抱いてもらうも、一旦静かになってもおさまらない。
業者との応対で久々に仕事の脳みそを回転させつつ、一方後ろで子の声がする。
ミルクを作って母に飲ませてもらうが事態は変わらず。


業者応対を終え、子をおくるみでくるんで抱いたが泣く、授乳しようとしても口から吐き出す、そして泣く。
いよいよどうしたらよいかわからなくなって、服がはだけたままおくるみ剥いで子を抱き締めた。
いつもなら、どこでもミルクが出るのではないかとすいつき回るのに、胸に顔をこてんと乗せた。静かに寝はじめた。


きっと寂しかったのだと思う。
入院中は食事の下膳もトイレも小走り、新生児室に預けるにしても用事をいかに効率よく済ませてまた一緒に過ごすか考えてることがほとんど。
二人だけの時間はいっぱいあった。
そもそも一週間前までは二人は繋がっていたのだ。
まだ子にとっては繋がっているつもりなのだと思う。
それがベッドに寝かされて、一人の時間が増えたら混乱もするだろう。


こてんとした仕草が可愛らしいだけになお申し訳なさが増す。
私も体を休めるのが今は仕事なのだと再認識して、そばでもっと横になるようにするよ。ごめんね。


産まれてきてくれてありがとう、そして7日目おめでとう。
明日、親も集まってお名前つけるからね。