348日(11ヶ月)

仕事復帰してから一ヶ月が経過。

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私よりも先に新しい世界に飛び込んでいた子は、だいぶのこと慣れたようだ。
朝、わかれるときに泣くことが減り、むしろ先生や友達、遊び場に向かう姿が見られる。
最初の頃とはえらい違い。


一方で、帰宅後〜出発までの間には、どうにも甘えたくなるらしく、私の抱っこ以外のことが受け入れられなくなる時間もある。
夜寝るときにもくっついてくることが多く、不在に気づくと起き上がって正座して泣く。私の所在を確認するためか、私の髪をつかんだり、腕にしがみついたり、最近は体ごと枕にされたりする。
あと、なんやかんや疲れてるのか、帰宅後眠くて機嫌が悪いことも多い。
今はまだ、できるだけ要望に応えて、不快になる要素を取り除きたいとは思う。


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保育園では、園庭のこいのぼりをクラスメイトと眺めたり、ビニール製のトンネルをくぐったり、砂遊びをしたり、絵を描いたりと、さまざまな遊びが提供されている。
私が仮に自宅で子をみていたとしても、きっとこういうことを定期的に繰り出すことはできてなかったと思う。
(正直、私の行きたいところに連れ回すばかりだったろう。)
汚れるー!片付け面倒!外出るの面倒!…とかなんとかいって頻繁にはやらなさそうなことを
0歳の段階からかわりにトライしてくれるのは、ありがたい。

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社内のメンバーの過去のスケジュールは誰でもWebで閲覧可能なので、先輩ママたちの復帰直後の様子をちらっとみてみた。
数ヵ月間、週一回は子供ないし自身の体調不良で休んでいるような人もいた。


保育園に迎えにいったときにも、先生が呼び出しの電話をかけてる様子や、発熱でお迎えに来ている親御さんの姿も結構見かける。


私の復帰後の一ヶ月は、一度帰り支度の最中に呼び出しの電話を受けただけで、就業中の呼び出しはなかった。
咳、鼻水、便がゆるくなるなどの不調はあって、保育園の迎えからそのまま小児科へ直行というのは何度もあったけど、おおむね丈夫な我が子には感謝しなくてはならない。

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仕事復帰前から、Googleで「育休 復帰」とかで検索して出てきた文章を読み漁っていた。
そのなかで、育休終えて職場に復帰 周囲の力、上手に借りよう|出世ナビ|NIKKEI STYLE
「収入、小遣い、勤務時間、仕事のやりがい、子どもとの時間、自分の時間、生活環境――この7つの優先順位を自分の中で決める。」という内容があった。
復帰前はつけられなかった順位が、今、徐々に見えだしてきている。
真っ先にくるのは自分の時間、だった…一人の時間がないときつい、という自分の性格は子供一人産んだからといって変わることはなかった。。

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だからこそ、泣き声に追いたてられずに作業ができたり、一人で昼ごはんを食べに出られることは本当に楽しい。
成果はあげられてないし、人間関係を円滑にするための接点を各所で持ったりできてないしで、会社にいると心苦しさを感じることもあるけど、
こうした時間がほぼ取れない育休の頃の暮らしに戻りたいかと言われると、答えはNOだ。

本格的に仕事を回し始めたら、やっぱり辞めたいとか思うこともあるのだろうけど、産前に思ってた度合いよりも軽くなりそうな気がしている。