式を挙げました

大学生の頃、夫婦が自宅にいるときのコミュニケーションツールがチャットだ、というニュースを見て
ありえないなーと思っていたが、
付き合う前も今でも、夫が更新しているウェブの内容で、興味関心や気持ちを知ることが多い。


同じリビングにいても、かたや漫画を読み、かたやパソコンを叩く。
今も一人飲みたいだけコークハイを飲み「顔色がコーラの缶と一緒だ」と言われた。
好き放題だ。


そんな二人が一緒になって約10年、同居して約1年半。
ようやっと先の週末に挙式と披露宴を執り行うことができた。


アクシデントはあった。私たちの把握不足によるところもあった。
あとは、白無垢オンリーで一日過ごした私の食い意地の悪さによって、
お腹がパンパンになり後半うなっていたりした…
せっかくの星つきの料亭での食事なので、食べられるものも飲めるものも楽しみたかったという強欲ぶり。


挙式前から披露宴にいたるまで、ブログに書けるかなと自分の気持ちを随時第三者目線で見るようにしていたが
ずっと「ごめんね」「大丈夫かな」という気持ちで一杯だったように思う。
予想以上の好天で、昼間は暑かった。
来てくれた方に待たせたり、こちらの都合で振り回したりしていないだろうかと言う思いがずっとあった。


自分の性分として「今日の主役は私☆目立ってナンボ」と心からは思えなかった。
来てくれた人が少しでもこの場にいてよかったと思ってほしかった。


どこまで成功しているかはわからない。
でも、着付け中に両親や夫の両親が楽しそうに写真を撮っていたり、
おじさまおばさまと話ができたり、甥っ子がおいしそうに米ばかり食べていたりしていたのだし
それで十分なのかもしれない。


自分が結婚式に呼ばれたとき、多少待たされても、あれ?と思う瞬間があっても
結局新郎新婦が幸せそうであれば、それだけでこっちも嬉しかったのだし
きっと大丈夫なんだろう、、、と思わないと、自己満足すぎてこっちの気がすまない。


式は八坂神社で挙げたので、観光客や海外からの方々に写真撮られたけども…
一眼レフもってるカメラ女子が真剣にこっちを狙ってきていて目線はそらした気がする。
でも、ここは堂々と幸せそうな表情とどうどうとした顔つきでないと
被写体的にそそられないだろう、とも思って、微笑みたたえて前を向いていた節もある。


人の目、気にしすぎやなぁ。
でも、楽しいには楽しかった。
でも、もう一回したいか?と言われると、親族のみで少人数なのに気を遣うならもういいよと言うのが本音。
これまで呼ばれた友人や妹の式はよっぽど大変だったんだろうなと、こころから思う。


できるだけ2度目がないように、これからもそれぞれ好き勝手に、でも一緒にいるのも楽しく暮らしていけたらいいな、うん。