現実

viewsに驚いていただけましたでしょうか?
ほんとにありえないですよ、あれは

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帰り道で携帯の電源が切れて
帰り着いてから充電した
メールを問い合わせてみたら
父親からメールがきていた

いつものごとく
「元気でやんなさい」みたいな内容だろうと思って
よく読むと何かがおかしい


院はあきらめてくれ


確かに
今度の春からは
妹が大学に進学して
父親自身も単身赴任の可能性が大きくて
家族全員一人暮らしという状況がほぼ避けられないんです
家計は一気に苦しくなる
両親も老後のことを考え貯蓄をしたいらしい
そんな
両親の本音の所が切々と語られたメールでした

もともと私は
院にどうしても進みたい
そんな想いを持っているわけではありません
むしろ
いつも動いているときは
苦しいとはいえ
楽しいことのほうが多いと分かっているので
自分の好きなことで働いていきたいと思っています

新年に実家に帰ったときに
「就活に失敗したら、院に進むっていう不純な方法もあるけどね」
(うちの院試は1月なので)
と冗談を言ったからでしょう


でも、どこかで少し悲しくなりました
両親は今まで私や妹がやりたいということは
できる限り叶えてくれてきました
それが
初めて
ストップがかかった
そのことがショックです
今大学に行かせてもらえていることも
もちろん感謝すべきことなんですが…

たぶん
今までの状況に甘えていて
たぶん
これからもその状況に多少は甘えることができると
油断をしていたからでしょう
私も成人して
大人になって
親は年老いていく
私と親の力関係がどこかで入れ替わるときは
どんどん近づいてきている
そのことをまざまざと見せ付けられたようで
ちょっと混乱しています

私は大学を卒業したら
本当の意味での独りだちをしようと
今日、本気で
決意しました

本当はテスト一つ終わって
祝杯のつもりで買ってきた大好きなお酒が
とてつもなく複雑な味がして
ため息をついてしまいました