外出先でお茶しながら今後のことを夫と話す。


実家との距離、自分の年齢とリスクまたそれと病院との距離…を考えて、里には帰らず出産の方針。
その場合、夫の家事参戦量が間違いなく増える、そこを覚悟してもらうこと。


今聞いてる週数からすると、六月下旬の出産が見込まれる。
産休は6週前五月半ばからスタート…となると新年度の勤務は1ヶ月半だけ。
そう考えると有休を使って、今年度末までの勤務にする方が結局迷惑かけないのではないか。週があけてから上司へ妊娠の報告と共に申し出る予定。


出産の段階で満35歳。初産なので高齢出産になるし、さまざまなリスクが高くなる。
一番繊細な問題として、染色体異常の可能性をどうとらえるかということがある。
妊娠の可能性があるとわかってから、いろいろ考えてたところではあったが、夫からもその話が出て驚くと同時にちゃんと話し合おうと思った。
今は私は忘れてしまうくらいの平常に近く見える人だが、夫は小さい頃に患っていた病があり、
その時の自分の辛さ、家族の苦労の体験と記憶を持つ。
それにも増して対応が必要になるであろう子供を育てることにかなりの困難と覚悟を伴うことを、私よりも想像がついているようだった。
命をどう受け止めるか賛否両論あることではあるが、うちの夫婦としては陽性であれば、諦める。胎児への影響なども考え、血液検査→羊水検査の順で進める。というところで考えが固まる。