週末は妹の結婚式だった
他にきょうだいはいないから、たぶんもうこういうことはないし
記録だけはしておきたい
長すぎるので閉じます
金曜に休みを取って、実家方面へ戻ったのは以前書いたとおり。
両親と宿泊先で合流し、荷解き
親に持ってきてもらった荷物に入っている自分の振袖を見てテンション上がる
じきにブライダルエステを終えた妹も合流
式前日に家族4人で宿泊なのだ、なんか不思議な気がするがこれが普通なのだろうか
妹が自分でやったネイルアートのストーンが取れたと言い始める
父親が周辺を散策して見つけてきた店で夕食
そんなに量がないかもしれないと張り切って頼んだら、予想以上にがっつり
でも、おいしかった。鍋の肉がやわらかい、んまし
- ジャンル:ラーメン
- 住所: 福岡市中央区唐人町1-3-14
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- (写真提供:ゴクチュウ酒記)
これまで仕事で他人との接点が多かった分、退職してからは物足りないのかもしれないな
店を出ると、妹がストーンまたいくつかなくなった…と言い出す
予備はないのか聞いてみたけど、ストーンが配置済みのシール状のものを貼ったからそれもないという
ま、いいけどね、という割には爪ばかり見ている
そらそうだ、人生の晴れの日なのに足りないものがあるのは気にかかるだろう
というわけで、姉は店から近い駅から一路博多駅方面へ
天神でもよかったんだろうけど、地の利がない。
迷って時間をロスすると、店が閉まってしまいかねない時間帯だったから
社会人1年目に長いこと出張していた博多駅周辺でストーンを探すこととする
また、これがストーン単体だとなかなか見つからない
妹がつけていたようなシールのものはあったけど、結局それではまた取れてしまう
ドラッグストア、ファンシーショップ、100均…巡れる店巡って、見つけたものを手当たり次第に買った
宿へ戻り、自分用に持ってきていたトップコートと一緒に妹に渡す
姉はこのくらいのことしかできなくて申し訳ない気分だ
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翌土曜日
金曜の悪天候から打って変わって好天
早朝から父親は宿を出て散歩、結局その出掛けの物音で一緒に母、妹とともに目が覚める
朝食で明太子がでて白米のおかわりに手を伸ばした
帰りに明太子を買って帰ろうと思った
部屋で父親と妹がヴァージンロードを歩くときの歩調の合わせ方を練習して
だめな例を見せるために私が父親役になったりとかしてた
その後妹は一足先へ式場へ
遅れて母親と式場へ行き、ヘアセットと着付け
髪の毛を結われているときに妹のお義母さんと初対面
ものすごい半端な状態でごあいさつ
着物の着付けのときにもお義母さんと隣同士になった
年甲斐もなく振袖なんてすみません…ととりあえず謝っておいた
式が始まるまでは妹から預かったコンデジでなんやらかんやら写真を撮った
プロのカメラマンを雇わなかったらしい
では、いろいろ撮らねば!とも思ったのだけど
見渡すと自分のいとこががっちりデジタル一眼持って写真撮りまくっている
…これは、任せておこう、必要なとこだけ撮っとこうと決めて、ぷらぷらしてた
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よく晴れて、式場内はとても明るかった
オルガンの音がして、ドアが開く
父親が緊張して歩き方がぎこちなくなっていた
後ろで妹が堂々としてた
だんなさんに妹を押しやるときに、父親が何か声をかけていた
つけまつげが取れるのではないかと思うくらい私は涙が出た
式の間中、妹はとても晴れやかに笑っていた
宣誓をするときも、指輪を交換するときも
(関節の太い妹の指にうまくはまらないというアクシデントはあったものの…)
ほんとうに、ほんとうに幸せそうな笑顔だった
わが妹ながら、誰よりもきれいだと思った
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披露宴中、
「次はakipちゃんやねー」
「誰かおらんと?」
「いるなら連れてきなさい、見定めてあげる」
などなどなどなど、予想はしていたものの親族からの集中砲火
笑ってごまかす
仲のよいおばは、母からだいぶ聞いているらしく、近況を説明しておいた
食事もお酒も楽しんでいるつもりではあったけど、両親やら親族やらとの対応で
なかなか友人の披露宴に出るのと同じようにはいかなかった
しかもお色直しの退場のときに、たぶん母親が連れ出すんだろうなーと思っていたら
母親だけでなく私まで一緒だったために、
あわてて袖振りつつ妹と一旦中座したりしていた
最後の挨拶、妹は思ったより泣いた
でも内容が恐ろしくしっかりしていて、やりおる!こいつ!と驚いた
成長したんやなぁ、しっかりした大人になったんやなぁ
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披露宴が終わった後は
あわただしく着物を脱ぎ、喫茶店で話をしている親戚のところに顔を出し
妹のだんなの親族の見送りをし、祝儀の計算やらなんやらをチラッと見て
うちの親族を見送り、ホテルへ荷物を持ち帰った
その後も、遠方から来ていて、日曜帰りの親戚と会食
一日ずっとあわただしかった
母親と大浴場へ行き、言葉少なに汗を流して、就寝
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日曜日
妹からもらった引き出物が重たすぎて、福岡観光する気力をなくした
荷物重いといいながら、博多駅前のブックオフで大量に本買って
新幹線の中で読みながら移動
帰宅後、荷物を一つ一つしまい、洗濯して、昼寝
彼氏と電話で2時間、その後恋が悲しい結果に終わった友人と電話で1時間
そして、就寝
3日休みの割りに、とても詰まっていた
妹の笑顔で疲れも緊張も帳消しだ、充実した3日だった