手術は無事に終了した
看護士さんから話があった通りの2時間半で終了




実家に到着して待っていたのは、個室料金の連帯保証人のサインだった
さらっと書く


その後昼を食べて病院へ
点滴を受ける父と話していたが、固有名詞だけでなく物の名前すら「あれ、あれの…」と出てこない
目が少しぼやっとしていて、いつもと様子は違っていた



手術室に向かう父は緊張してるように見えた
ベッドで運ばれていく父の姿を不思議な気分で見送った


母と妹、甥っ子と四人で個室で待つ
悲壮感はあまりなく、甥っ子と遊んだり、昼寝しながら待つ


そして予定通りに手術は終了
医師から概要の説明を受ける
実家に戻る前にいろいろ調べてた病状のなかでは、比較的おおごとな部類だったのかもしれない
頭を開ける大きさも大きめで、驚いた
頭蓋骨と脳の間に170ml、血が溜まっていた
父はここまで放置して、よく日常生活を送れていたものだと思う
病院に行く数日前には、趣味のウォーキングで数十km歩ききっている
謎すぎる


ナース室の脇の集中治療室的なところにいる父に会うことができた
会話もできたし、「手も足も動くよ」とこっちが止めたくなるくらいに動いていた
父と二人になるタイミングがあったのだけど、
「お姉ちゃんの顔が見られないかと思ってたから、よかった」と言われたときに、泣いてしまった
昨日仕事終えて予定より早く帰ってきてよかった、とか
あんまり実家帰ってなかったな、とか
いろいろよぎったけど、父の手はすごくあったかくて、大丈夫なんだとほっとした


もうしばらくは、慎重に様子を見守らなきゃいけないけど、とりあえずはよかった、ほんとうによかった