2023年のこと

いまさらの2023年振り返り

2023年は重い一年だった。(今も重い)
その中でも変化したこと、トライしたことは、せめて自分だけでも認めて、わかっておきたい。だから、いまさらでも2023年のことを残す。

 

<運転>
運転免許の更新の年だった。
夫から運転をせず、怖いと思うのであれば返納を、との達しがあった。
便利な身分証明書で、取得時もそれなりに苦労をしたし、両親に費用をもってもらったのもあり、返納は即断しなかった。
夫に頼み、ペーパードライバー講習を受けることにした。受けたうえで運転が怖かったり、指導者から公道を走るレベルではないと言われたら免許の更新をしないことになった。
更新期限近くまで、10回ほど出張型のペーパードライバー講習を受けた。
商業施設の屋上駐車場で車を動かすことから始めた。
車の操作、公道を走ること、車線変更・合流、セルフのガソリンスタンドでの給油など、20年ブランクのペーパードライバーとしてもう一度経験を積みなおした。
前進はある程度どうにかなるようになった。免許取得時と同じく、後退・駐車はつかみきれないまま、ペーパードライバー講習を終えた。

その後は、運転免許を6月末に更新し、月1回くらい運転をしている。
自宅近隣はカーシェアのステーションが潤沢で、それを活用しつつ3車種くらいこれまで乗った。
後退での駐車は相変わらずひどい。行き先は広い駐車場で前進で突っ込めるところをとにかく選んでいる。車に装備されているバックモニターやアラウンドビューモニターの力も借りつつ、どうにかまっすぐ停められるようになってきたところだ。

コストコ
春先に熊本の妹のところを訪ねたときに、初めてコストコに行った。
帰りの新幹線に大量の荷物とともに乗りこむことになったが、満足感が高かった。
(ミロの大容量のものがあるのは、おいしく鉄分補給をするためにとてもとても良い。)

ザ・車がないと不便なアミューズメント商業施設。
そこで、ペーパードライバードライバー講習での行先に複数回コストコを設定した。
屋上駐車場が広い。講習のときに空いている区画を教えてもらった。

講習修了後、ふるさと納税を使って会員登録料を支払い、会員になった。
月に1回くらいの運転で、駐車場に前進で突っ込みながら買い物をしている。
マフィン、蒸しパン、ディナーロールなど、購入後小分けして冷凍しまくっているので、パンの買い出し頻度は格段に下がった。
尼崎のコストコに行っているのだが、同じ通りにロピアもあるのではしごをして、食品購入を楽しんでいる。子はロピアのピザにはまり、コストコよりもロピアを好んでいる。


<メルカリ>
室内にある不用品の処分について、使えそうなのにただ廃棄するというのはもとより気分的につらいので、これまでリサイクルショップや古本買取に出していた。
2023年はフリマサイトの併用に挑戦した。

夏ごろに開始し、年末までに180回ほど売却した。
匿名での発送が可能なことが気持ち的にも楽で、あて名書きの手間もないので労力も減り、意外と楽に取引できることが分かった。
台風のときに荷物の発送が進まず購入者へメッセージ送っても返事がなくてひやひやしたり、大型家具の売却でどきどきしたり、コンビニの発送専用機械でトラブルが起きておろおろしたりなどはあったものの、対人的に大変な目にあったことは今のところない。
自己紹介文をみちーっと書くことで、購入者を多少ふるいにかけている部分がある。

探していたものでした、新品みたいに梱包されていた、大切に使います、など一言もらえたときはとてもうれしい。一言なくても次に使ってもらえる人が見つかることはうれしい。
不用品を見つける⇒フリマサイトへ出品⇒動きがなく長期化したものをリサイクルショップ・古本屋へ持ち込む⇒買取不可となったら捨てるという流れができた一年だった。

<断捨離>
フリマサイトへ出品し、売却をすることが断捨離につながっている。
少なくとも2023年には(まとめ売りもあったので)180点以上、ものを手放したのだ。
今の家に至るまでに複数回の引越しをしてきて、ある程度自分の好きなものしか手元に置いていないつもりだった。
でも使用しなくなって久しい品は、ものとして活用できているかというと微妙だなとも思っていた。
持っておこうかな、どうしようかなというときに、出品をし「私物」から「商品」へと立場を変えることで、執着というか漫然とした所有欲とかを減らすことができた。
迷って出品しない品は、その時の自分にはやっぱり必要なものとわかるから、大切に活用して使うようになった。あとでやっぱり使わないかなと思って出品や廃棄することもあったが、それもそれでよし。
体の動くうちに物の整理をしておくとよいはずなので、2023年ほどのペースではなくても続けていきたい。


<自動調理なべ>
ふるさと納税の制度変更を前に、限度ぎりぎりまでを使って象印の自動調理なべを入手した。
シャープやパナソニックなどのように、鍋の中で混ぜたり、圧力をかけることはない。
ほうろうでできた鍋に入れたものを、設定した温度や時間で加熱し続ける電気鍋だ。
炊飯器の延長線上にあるものと認識しているから、炊飯器調理のメニューを流用することができる。
いわゆるジップロックに食品と調味料を入れて、湯煎のような状態で加熱することができる。横着な人間なのでアイラップをぎっちり縛って、複数個水に沈めて調理したりしている。
定温調理でローストビーフや鳥ハムの仕上がりが安定したこと、圧力鍋ではないが低温から設定温度まで徐々に温度をあげていくので煮込み調理のクオリティが上がったこと、目を離しても吹きこぼれないことあたりが利点と思う。
毎日調理するまめさはなく週末に作り置きをするので、コンロ・電子レンジ・自動調理なべと同時稼働できる器具が増えて作業時間は短縮されたのは個人的な利点だ。
所有していた3合炊きの炊飯器はすかさずフリマサイトで売却したので、ものが増えることもなし。
これからも使い倒そうと思う。