そして会社で一人になった、21時過ぎ
普段はみんな遅くまで残って仕事していたりするけど
今日は週末だからか、みな早くに帰っていった
じっくり仕事する先輩も
こだわりが光る仕事する同期も
重たい仕事してる上司たちも
みーんな帰っていった
そして私は一人でここにいる
なぜか？それは、嫌いなアポ取り当番で
久々の集中攻撃を受けたからだ
ここしばらく実は当番から外れていて
どきどきしながらも対応していたら、このありさま
確かに昨日の段階から怪しいとは思っていたけど
それにしても、やられすぎだ
絶えず新しい案件がきて、止まらなくて
しかもうまく回れるようなものがこなくて
一瞬、両手をぐーにして机をがんっと叩いてやりたくなった
様々なものをうらんでやろうかと思ったけど
それはお門違いなので、やめた
こんな仕事今すぐにでも退職してやる！と思ったけど
これが今の仕事の本質ではないから、やっぱりやめた
アポとり終えたのが19時前(強制終了した)
事後処理をして、20時半(少し、他人の力を借りた)
さくさく単純作業をこなせるだけの力が残っていなかったため
処理にとても時間がかかった
今も、なんだか頭がぼうっとしている
ぼうっとしすぎて、紙コップを口にはめて、くちばし状にしている
壊れかけの人間が、ここにいる
朝、電車の中で感じた
胃の妙な痙攣は、これを予告していたのだろうか
とにかく終わった
それでいい
次の当番の人にわかるように引き継いだから大丈夫
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どれだけ今日の自分をぐだぐだしたやつだと思っても
今日の自分は、一年前の自分より
格段にできること、増えてる
一年前は、こういうことできなかったもの
そういう支えがあって、今の自分の平安な気持ちを保てる
その支えが揺らぐと、確実に後ろ向きになる
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やりたいと思っていたことは、もうできそうにない
それは、かなしい
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明日は携帯電話を受け取る
楽しみで仕方ない
それを頭に思い浮かべて、今日を乗り切った
さて、我が家へ帰ろう
嫌いなものから追っかけられない、私の部屋へ
