眠るつもりだったのに

この前の卒業公演の時に買い取って以来
ずっと封を開けることのなかったCDを開封して聞いてみた
去年の定期演奏会のCD
なぜか、今まで聞こうとはしていなかった
今さらなんで聞きたくなったかは知らない
でも、あけて聞いてみた

あまりうまくない、気がした

それは、自分自身が運営側に回っていて
きっついこととか思い出しながら聞いていたから
実際の歌のうまい下手だけじゃなくて
感情的な評価も入っていたんじゃないか
そう思って
私が参加した分のCDをすべて取り出してみた

第41回から43回までの3枚のCD
学生指揮者のステージの曲を聞いてみた

うちの合唱団の性格は変わってない
勢いのある曲はやたらに元気がよいこと
逆に、繊細な表現が求められる曲に関しては
がさつな処理が多いこと
(だから、大学合唱団は高校合唱団に負けている、とか言う意見が出るんだろうけど)

そして、逆に3枚聞いてる中で
変化してきていることもあった
一枚目:ほんとに、勢いで押してますな
二枚目:ちょっとその勢いは抑えられてるみたい
三枚目:むしろ妙な停滞感が
そう、停滞感
水中にいったんボールを沈めて、手を離すとぴょこんと飛び出てくる
そんな過程を経て、声が出てきているような感じ
別に沈める必要なんかなくて
ずっと水面に浮きっぱなしでよかったのに

思い入れ的には
正直な所、年を追うごとに
思い入れが減ってきている気がする
サークルの根幹に関わることが増えるほど
ただ単に楽しい、それだけで関わっていることができなくなったからか
何なのか分からない
一年生の時の演奏会は
ひたっすらに楽しかったし
そのときのCD聞くと普通にあの頃のうきうき感も顔を出す

責任が伴うことで
同じ物の見方が変わってしまうことがあるんだなと
ふとそんなことを考えたり

明日も就活です
眠らないと
おやすみなさい